Life=Risk

コロナに負けないで人生を楽しむ方法を模索するブログです。

ANA特典航空券とAviosを組み合わせた台湾旅行について考えてみました

ANA国際線特典航空券の弱点の一つに、希望する便に空席がないという点があります。私も往路になかなか空席が見つけられず、「復路には空席があるのになあ。」と悔しい思いをした経験があります。

今回も台湾便を探していて、往路は空席がないのに復路にだけ空席があるんですよね。台湾は日本から比較的近い旅行先です。近距離のフライトに力を発揮し、路線によってはANA特典航空券に比べて空席が見つけやすいのがAviosを使用した特典航空券の利点です。

Aviosは距離が近いほど少ないマイルで発券できる可能性があるため、台湾ということなら東京よりも大阪の方が有利です。

台湾旅行を妄想してみます

往路はAviosを利用して

出発空港は関西国際空港です。四国から車で移動することができる国際空港です。

ブリティッシュエアウェイズのサイトで検索すると、JALの直行便が7,500Avios+諸費用5,840円で発券可能でした。エコノミークラスですが、フライト時間は3時間程度なので問題ないでしょう。

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Aviosの取得単価は下の記事のとおりで、今年は1Avios=1.295円程度で購入することができています。ですから現金ベースにすると、このフライトにかかるお金は15,552円ということになります。JAL便を使用して台湾までだったら悪くない金額だと思います。

復路はANA特典航空券で

ANA特典航空券の弱点には、国際線の片道発券はできないという点もあります。国際線2区間以上からの利用&出発地と最終帰着地が同一国内でなければならないというルールがあるんですね。

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じゃあ、台湾を出発場所にして往復でとってしまえばいいんじゃないかという発想の転換をしてみました。

来年の1月にもう一回台湾旅行をしてもいいかなと考えたんですね。夏の旅行の復路を確保しつつ冬旅行の往路もついでに予約したと思えばいいわけです。

もちろん冬旅行の台湾から帰ってくる便が必要になってきますが、こちらも片道発券が可能なAviosを使って確保するという手があります。

ちなみに上の旅程は二人分のものなので、一人分は往復で20,000マイル+諸費用8,090円となります。

全行程をAviosで予約するという方法も選択肢としてあるんですが、私の場合Aviosはお金を払って購入、ANAマイルはクレジットカードの発行などでほぼ無料で取得という事情があるので、ANAマイルを組み合わせた方が懐に優しいという利点があるんですね。

ANAマイルだけで往復がとれればそれがベストかもしれませんが、ANA国際線特典航空券は空きが少ないのでAviosを組み合わせた方が選択肢が広がります。

マイルの価値を最大化するには?

私は3時間程度のフライトなら、エコノミークラスで十分と思っています。でも可能ならもちろんビジネスクラスやファーストクラスに乗りたいです。保有マイルや懐事情と相談しながらということになりますけど。

そして、マイルの価値を最大化するという観点からは、どうしてもビジネスクラスという選択は外せないんですよね。なぜなら、エコノミークラスに乗るのなら、常に「LCCでいいんじゃないか。苦労してマイルを貯める価値なんてあるの?」という疑問がついてくるからです。

実際はキャンセルや予定変更、空港内での移動距離、座席など細かい点でLCCとレガシーキャリアでは差があります。私自身、陸マイラーになってLCCからレガシーキャリアに主戦場を移した時に疲労度の差を感じたし、国際線ビジネスクラスに乗った時には「こんな世界があったんだな。」と思いました。シャワーを浴びて軽食をつまみながら搭乗を待ち、飛行機に乗ればコースディナー、フルフラットで就寝、飛行機を降りるのも最初、預けた荷物も最初に出てくるわけですから。

台湾便は移動距離が短いのでビジネスクラスの真骨頂を味わうというわけにはいきませんが、その分お手軽に体験できる路線でもあります。

関空→台湾はエコノミーなら片道7,500Avios、ビジネスクラスでも片道なら15,000Aviosです。記事内の日程なら諸費用を合わせて25,265円程度で国際線ビジネスクラスが体験できることになります。

スカイスキャナーで検索すると、JALの同便のビジネスクラス料金は161,840円となっていました。本来それくらいのお金を払わないと覗き見ることができない世界、それを格安で体験できるのもマイルの魅力です。

JALの台湾便は下のような座席みたいです。こういうのを見てしまうと心が揺れてしまいます(笑)。

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