日本トランスオーシャン航空便がAviosでWeb予約可能になりました
Aviosを使って発券できるJAL国内便は、日本航空運航便とグループ会社であるジェイ・エア、日本トランスオーシャン航空運航便と言われています。
その内、日本トランスオーシャン航空便に関しては電話による予約のみで今までWeb予約には対応していませんでした。しかし、ついに日本トランスオーシャン航空もWeb予約画面に表示されるようになったのです。
スペイン版グルーポンとフランスのECサイトvente-priveeの相次ぐ改悪、特典航空券の発券に必要なAviosの増加と状況は悪化する一方ですが、日本トランスオーシャン航空便のWeb予約が可能になったことは歓迎すべきことだと思います。
1Avios=1.5円程度で入手したとすると、Aviosで発券した方がお得になるケースもまだあると思うので有効に利用したいですね。
2019年5月30日からの必要Aviosは?
Aviosを使ってJALの特典航空券を発券する際の必要Aviosは
1~650マイル 6,000Avios
651~1,150マイル 9,000Avios
1,151~2,000マイル 11,000Avios
に 変更になりました。距離650マイルまでなら4,500AviosでJAL国内線の特典航空券が発券できていた時代の終焉です。
日本トランスオーシャン航空便をWeb検索すると?
中部国際空港から沖縄はこのように表示されました。距離809マイルですので、9,000Aviosに加え諸費用430円が必要になります。
1Avios=1.5円だとして、片道13,930円をどう評価するかは難しいですね。ただ夏休み時期でも、直前発券でも空席があれば安定した価格で発券できるため、旅のパーツとしては便利だと思います。複数のマイレージを組み合わせたり、異なる移動手段を組み合わせたりする時に威力を発揮するかもしれません。
宿泊場所が無料で用意できる等の特殊な事情があって単純に航空券だけが欲しい場合とか、キャンセルの可能性があってキャンセル料を安く抑えたい場合なども選択肢になる可能性があります。
私がいつか発券してみたかった岡山=沖縄も表示されるようになりました。
690マイルという中途半端な距離で片道9,000Avios+諸費用120円は1Avios=1.5円と考えると微妙な金額(13,620円)です。フライトまでに時間があれば、キャッシュでの航空券の購入やパックツアーなどという選択の方がお得かもしれません。
しかし、急に休みがとれてどうしても沖縄に行きたいなどという場合には威力を発揮する場面もあるかと思います。
今回の必要Aviosの増加で、もう利用価値がなくなったと断じるのはもったいないと思います。旅をコーディネートする上で選択肢は多い方がいいです。数多くの選択肢の中から、その時々に応じて有利なものを選択して旅を組み立てていくというのも面白いと思います。
国際線に目を向けてもワンワールドに新たに加わる航空会社もあることを考えると、今後思いもよらないお得なルートが発見される可能性だってありますしね。