新型コロナ感染急拡大の真実とは?感染終息はいつ?
連日のように新型コロナの感染者数が増加しています。
これはもう旅行に行ったりするような状況じゃないな、そう考えるのも無理はないと思いますし、その選択は間違いとも言えないでしょう。
「旅行に行ってコロナに感染したら仕事も失うかもしれないし、引っ越さないといけなくなるかもしれない。」
そう思いながら旅行しても楽しくはないでしょうから。
今回は新型コロナはいつ終息するのか、感染は急拡大しているのか、どう考えれば不安が解消されるかということについて書いてみたいと思います。
新型コロナはいつ終息するのか?
これだけ世界中に蔓延した新型コロナウイルスがそう簡単に根絶できるとは思えません。そうすると、終息するのはみんなが興味を失った時なのだと思うのです。
厚生労働省のQ&Aの中にこのようなものがありました。
季節性のインフルエンザは例年約1,000万人が感染し、間接的な死者も含めると国内では年間約1万人が死亡しているというものです。
季節性インフルエンザについてはニュースにはなりますけど、新型コロナウイルスのように連日テレビや新聞で報道され続けるということはないですよね。
今のところ、国内では季節性インフルエンザの方がはるかに多くの感染者や死者を出し続けているのに。
なぜそこまで大きく報道されないかと言うと、私たちにとって季節性インフルエンザは毎年やってくる日常でそれを取り上げたところで、みんなたいした興味を示さずニュースバリューがないからでしょう。
新型コロナウイルスを大多数の人が日常として受け入れ、感染者数を報道しても反応が薄くなった時、それが私の想像する新型コロナウイルス終息の時です。
データで見る新型コロナの感染拡大状況
こちらは東洋経済オンラインが、新型コロナウイルスの国内感染状況をグラフにして視覚化してくれているものです。
グラフを見ていただくとわかりますが、検査陽性者数は右肩上がりに増加しています。ところが、重症者数や死亡者数のピークは4月~5月で右肩上がりにはなっていません。
右肩上がりに増えているのはPCR検査人数や件数です。感染拡大を判断する指標となるべき実効再生産数もピークは3月末から4月初めで7月に急拡大しているということはありません。
データから見ると、検査環境がある程度整い濃厚接触者を中心にガンガンPCR検査を始めたので、陽性者は連日増え続けていますが、実際は4月~5月頃の方が感染者は多かったのではないかと思いますし、全体としてみると感染拡大はピークアウトしつつあるのかなと思ってしまいます。
もちろん、それは私の勝手な憶測なんですが。
新型コロナウイルスも日常の一部に
新型コロナウイルスという得体のしれない病に不安を感じるのは仕方ないと思います。しかし、季節性インフルエンザを受け入れているように、新型コロナもまた日常の一部として受け入れた方が心が楽になるような気がします。
得体が知れない恐怖は、時に誰かに対する批判や憎しみという負の感情にすり替わってしまいます。
データで見ると、マスコミが報道するほど爆発的に感染が急拡大しているわけではないと思います。パニックになることなく、なるべく密を避けてマスクの着用、手洗いの励行といった基本的な感染対策を続けましょう。
私の個人的な考えですが、外出するのも旅行するのも別に悪ではないと思っています。感染防止対策をしてきちんと時期と場所を見極めて行えばいいと考えています。訪問の自粛要請が出ているような自治体にあえて行こうとは思いませんけど。
人生はバランスが大切です。過度な自粛はやがて心を蝕んでいきます。
人間は誰かと何かを共有したい生き物です。過度なソーシャルディスタンスで心を壊すことのないように気を付けてくださいね。