Life=Risk

コロナに負けないで人生を楽しむ方法を模索するブログです。

ANA国際線特典航空券 グアム旅行と香港旅行をまとめて発券したら?

仕事柄、長期の休みがなかなか取れず、数か月先の予定も流動的です。ですから、ANAの国際線特典航空券を発券する時はピンポイントで発券したし、地方空港からの国内移動はあるものの単純な往復でしかありませんでした。

しかし、交換率90パーセントのソラチカルートがなくなった今、マイルの使い方も少し考えなければいけないのかなと思っています。その中の一つが、ANA提携航空会社を利用した国際線特典航空券の発券です。

ANA便のみで国際線の予定を組む場合と提携航空会社便を混ぜて予定を組む場合の大きな違いに、日本発便でのストップオーバー(24時間以上の滞在)があります。提携航空会社便を混ぜて発券すると、ANA便のみの場合ではできない日本発便でのストップオーバーができるんですね。この特性を利用して2つ以上の旅行をより少ないマイルで組むこともできるのですが、制約も多い方法です。

グアム旅行を計画してみました

関西国際空港からグアムへの単純往復です。往路がビジネスクラスで復路がエコノミーです。2人分で計画しているので、必要なマイルは1人30,000マイルとなります。

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香港弾丸旅行を計画してみました

往復ビジネスクラスという贅沢な旅行ですが、香港での滞在時間は5時間程度しかありません。空港から出ることもできないでしょう。こちらも2人分の設定なので1人分は35,000マイルとなります。愛媛県の松山空港を出発していますが、帰りは成田空港止まりとなっています。

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グアム旅行と香港旅行をまとめてみました

前記の2つの旅行をそれぞれ単独ではなく、1度の入力でまとめて発券すると、必要なマイルは1人33,000マイルになります。単純に合計すれば1人65,000マイルにならなければいけないのに、これがANA特典航空券の不思議なところです。

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これは、この旅程がANAのシステム上、往路が「松山→東京→香港→東京・大阪→グアム」、復路が「グアム→大阪」というグアム旅行だと認識されるためです。

こういった旅程は裏技とかシステムのバグというものではなく、ANAの公式サイトにも利用条件として記載されているものです。

 

ご利用条件 | 提携航空会社特典航空券 | マイルを使う | ANAマイレージクラブ

 

まあ、2つの旅行をするためではなく、乗り換え等をしながら目的地に向かい帰ってくるための利用条件なんでしょうけど。ですから裏技ではないけど、裏技的に使用できると表現することはできるかもしれません。

ANAの特典航空券は空きが少ないし、ストップオーバー(24時間の滞在)を旅行の分割のために使っているので、どちらか一方の旅行は24時間以上の滞在が許されない慌ただしいものとなってしまいますが。

よい日程が組めるかどうかは、居住地と最寄り空港にかなり左右されます。愛媛県在住の私は関西国際空港へは車で行くことができますが、最初の香港旅行の際に東京から愛媛に帰ってくる便を別途用意しなければなりません。Aviosを使ってJAL航空券を発券すれば解決する話ではありますけど。

滞在時間をそれなりに取るということなら、やはり片方の旅行先を韓国にするのが無難なんでしょうね。香港・台湾でも、24時間以内であれば滞在可能なので、もう少し日数があればもっと余裕のある旅程を組むことができるとは思いますが、私が現実に実行可能と思われる日程にしているので過酷な弾丸ツアーになってしまいました。

実際に実行するかどうかは別として、少ないマイルでより多くの旅行をするために知識として持っておくのは悪くないと思います。