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コロナに負けないで人生を楽しむ方法を模索するブログです。

ANA特典航空券利用 一泊二日沖縄弾丸ツアー(滞在時間25時間)は楽しめるのか?

2017年1月28・29日の日程でANAの特典航空券を利用し、沖縄弾丸ツアーに行って来ました。出発空港は香川県の高松空港です。往路・復路共に一日一便しかありません。

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滞在時間約25時間の一泊二日沖縄弾丸ツアーは楽しめるのか?行く価値はあるのか?

確認していただけたらと思います。

きっかけは妻の「首里城が見てみたいね。」の一言でした。陸マイラーになる前なら「そうだね。でも仕事もあるし、先立つものがねえ。」という感じになったと思いますが、今は違います。

「じゃあ、見に行ってみようか?」「本気?」「本気、本気。」

という軽いノリで週末弾丸ツアーがあっさりと決まってしまいました。

 

非常口座席を指定してみました

ANA平会員で修行の予定もない私は、普通に特典航空券を予約したわけですが、今回は非常口座席を指定してみました。

インターネット情報でもシートピッチが通常の普通席より広い最前列や非常口座席は人気があるとなっていましたので。

ちなみに非常口座席には誰でも座れるわけではなく、次のような条件があります。

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 私が予約したのは、下のB737-800のシートマップだと15列目になります。14列目も非常口座席でシートピッチは広いですが、リクライニングしない席となっているので15列目がおすすめです。

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インターネットでは人気席という話でしたが、今回の往復便共に私たち以外誰も座っていませんでした(笑)

横から見てもシートピッチが広いのがわかると思います。

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私は身長180cm弱ですが、かなり浅く腰かけているにもかかわらず前席との間はかなり余裕があります。

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窓からの景色は翼で遮られますが、私は飛行機の翼が好きなので気になりませんでした。

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非常口座席は上級会員でなくてもCAさんと会話できる機会があります。といっても「非常口座席ですけどよろしいでしょうか?」程度の確認なんですけどね(笑)

1月の沖縄の気温は?服装は?

これは私も気になったので、事前にインターネットでリサーチしました。その結果は「1月の沖縄は曇りの日が多く、気温はそこそこ高くても風が強いので普通に寒い。」という意見が多かったので、ユニクロのウルトラライトダウンをバッグに忍ばせていました。

ところが、1月28日に空港に着くと空港内に冷房が入っているのに気付きました。ゆいレールにも冷房が入っていました。この日、到着時の気温は22度で晴れていました。私はロングTシャツの袖をまくりながら「そうは言っても、夜は冷えるだろうな。」と考えていましたが夜10時になっても屋外で腕まくりをしたままでした。

翌日は曇りで時折小雨が降る天気でしたが、相変わらず暑く感じたので、ロングTシャツで腕まくりをしたまま過ごしました。妻は薄手のドルマントレーナーでしたが、大半をそれ1枚で過ごしました。妻は二日目は途中から薄手の上着を着ていましたが。

男性なら二日間を半袖Tシャツでも過ごせたでしょうし、多くはないですけど実際に半袖Tシャツの人も見かけました。

結局「1月の沖縄は普通に寒い日もあるらしいが、体感的に初夏レベルの日もある。」というよくわからないことになってしまいました。申し訳ありません。

那覇空港から那覇市内への移動手段は?

私たちはゆいレールというモノレールで移動しました。ゆいレールの那覇空港駅は那覇空港直結ですし、渋滞が起こりやすい那覇市内向けの移動でも時間が計算できるので便利です。ゆいレールで目的地近くまで行き、そこから徒歩又はタクシーが財布に優しいかなと思います。那覇市内はとにかくタクシーが多く、流しているのをすぐ捕まえることができました。

ゆいレールは那覇空港駅と首里駅の間を往復走行しているだけなので、「那覇空港駅行き」か「首里駅行き」かの二択しかありません。本数は概ね10分に1本程度です。

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私たちはまずホテルへチェックインしたかったため、沖縄都ホテル最寄りの「安里(あさと)駅」を目指しました。那覇空港駅に着いたのが前便の出発時間1分後で「10分近く待たないといけないな。」と思っていると、すぐにモノレールが来ました。「あれ、遅れていたのかな?」と思いつつ、乗車して座っていると約10分後の出発時間まで停止していました。始発駅なので時間待ちするシステムなのかもしれません。待っている間にどんどん人が増えて後から来た人は立ち乗り状態だったので運がよかったです。

安里駅までは約18分、料金大人300円でした。

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ちょっと戸惑ったのが改札システムです。自動券売機で買った切符を読み取り機にかざす(タッチする)システムなんですね。改札を出る時にもかざして、切符は回収ボックスに入れるようになっていました。

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安里駅に降りて通りに出ると、信号待ちをしているタクシーをすぐに捕まえることができました。タクシーはいくらでも走っています。初乗り550円で安里駅から沖縄都ホテルまで620円でした。滞在中(2017年1月)に乗ったタクシーは全て初乗り550円でした。私たちは、1メーターでも乗車拒否されたり嫌がられたりすることはありませんでした。

沖縄土産はどこで買うのがいい?

空港はものによってはかなり高いという話だったので、二日目の空港に行く寸前に那覇市おもろまちにある那覇メインプレイスというショッピングモールに寄って食料品売り場を物色しました。これくらい買って1万円くらいです。主に自宅用と身内用のお土産を買いました。海ぶどうとかは空港よりかなり安いです。さんぴん茶はジャスミンティーとなっていますが、通常のジャスミンティーよりジャスミンの風味が薄くより万人向けだと思います。この三枚肉も美味しかったです。レシートも載せておきますので、興味がある方は対照してみてください。

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上の写真の右下の方に写っているウムクジとジューシーです。ウムクジは紅いもを使ったおもちのようなものです。ジューシーは炊き込みご飯ですね。

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レトルトの三枚肉の中身です。私は脂身があまり好きじゃないんですが、この三枚肉の脂部分は美味しかったです。

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安いけど、立派な海ぶどうでした。

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味付きのもずくは塩抜きの必要がなく開けてすぐ食べれるのがいいですね。ピーナッツの搾り汁を固めて作るジーマーミ豆腐はもっちりした食感で美味しいですよ。

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一方、紅いもタルトに代表される箱物のお土産はどこで買っても値段は同じです。箱のちんすこうなども値段は変わらないようなので、かさばって持ち歩きが大変なことを考えると空港で最後に買ったのでいいのかなと思います。

ちんすこうは新垣菓子店のものが美味しいということだったので、空港で買って帰りましたが確かに美味しかったです。空港などで売っているのは新垣ブランドではあるけれど分家のもの(十分美味しいです)で、「本家新垣菓子店の元祖ちんすこう」という予約しなければ買えないようなちんすこうもあるそうですよ。

また、買わなかったけど那覇メインプレイスで見かけた「受けそうなお土産」はこちらです。

インターネットでもよく見かけるハブカレーがありました。

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個人的に気になった山羊汁。自宅用に買って帰ってもよかったかなと思っています。

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那覇空港1階「そば処 琉風」はあなどれない美味しさでした

修行僧も立ち寄る「そば処 琉風」です。

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メニューはこんな感じです。

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オーソドックスな「沖縄そば」にチャレンジしました。あっさりとした味で美味しかったですね。

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国際通りはカオスで楽しい場所でした

国際通りのちょうど真ん中辺りにある「ステーキハウス88国際通り店」に行きました。

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オリジナルステーキセット(200g)なんですが、ホテルのプランに含まれていたので、値段はわかりません。でも、とても美味しいステーキでした。

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どこかノスタルジックな街並みなんですよね。

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昭和の商店街的風情も。

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最近はポップなシーサーが流行りなんでしょうか?

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つい飲んでしまいましたが、青臭い後味がちょっと苦手です…

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本物のカエルで作った財布だそうですが、売れるのかな?

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結局、夜10時くらいまで国際通りをうろうろしてました。27日の朝から28日の朝まで3時間くらい仮眠しただけで働かされてたのでギブアップしてホテルに帰りましたが、眠らない街なので朝まで遊べるかも(笑)

沖縄都ホテルについて

昭和の香りが漂うホテルでした。ロビーの様子です。古いホテルですが、客室はリノベーションされてるようで問題ありません。首里城に近いので選びました。二日目の朝に首里城に行く予定だったので。

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スタンダードツインで予約していましたが、仕事明けで疲れた顔をしていた私に同情してくれたのかプレミアムデラックスにアップグレードしてくれました。

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広めのソファスペースがあります。

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距離的に首里城は徒歩圏内ですが、首里城までけっこうな坂道なので徒歩はあまり現実的ではないと思います。タクシーを利用するのがいいと思いますね。ワンメーター(550円)だったと記憶しています。滞在中何度かタクシーを利用しましたが、近距離でも快く乗せてくれました。

首里城の前で帰りのタクシーも拾えますし、首里城から那覇メインプレイスまで900円くらいでした。那覇メインプレイスはゆいレールのおもろまち駅直近なので、空港までの足も大丈夫です。おもろまち駅から那覇空港は20分程度で料金も300円でした。

首里城がメインの旅でした

沖縄が楽しすぎて忘れてましたが、そもそも今回の旅の目的は首里城だったのです。

入口付近にあるレストセンター(首里社館)に無料コインロッカーがあるので、荷物を預けて手ぶらで観光できます。

まずは有名な守礼門です。扁額の「邦之禮守」の文字は「琉球は礼節を重んじる国である」という意味だそうです。

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守礼門を抜けるとすぐ左手に「園比屋武嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)」という世界遺産があります。国王が出御の時に道中の安泰を祈願した場所だそうです。この門は人のための門ではなく神様のための門だとどこかのガイドさんが説明していました。

首里城は団体ツアーだらけで、要所ではどこかのガイドさんが説明しているため、それを聞いているだけでも勉強になりますね(笑)

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首里城正殿です。琉球国王の居城であり政治・文化・経済の中心でした。1992年に復元されたものですが。ここは有料区域なので大人820円(高校生620円・小中学生310円・6歳未満無料)が必要です。

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内部は撮影不可の場所と撮影可の場所があります。

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見学コースの途中でお茶とお菓子などをいただける場所がありました。午前9時30分からの営業で食事もできるようです。ここで、さんぴん茶を飲んで美味しかったので買って帰ることにしました。

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首里城内で遭遇した謎のダース・ベイダー軍団です。1月29日の午前9時ころのことですが、今もって何をしていたのか不明です。ご存知の方がいたら教えてください。

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さて、いかがでしたでしょうか?

一泊二日、25時間の滞在でもけっこう楽しめるものですね。でも、陸マイラーになる前なら「高い飛行機代を払って行くのなら最低でも二泊三日だよなあ。また、今度にするか。」ということになっていたと思います。

陸マイラーに乾杯!!

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