Life=Risk

コロナに負けないで人生を楽しむ方法を模索するブログです。

新型コロナウイルスの影響で沖縄の観光客は激減していました

沖縄の新型コロナウイルスの現状

新型コロナウイルスの感染拡大が世界中に影響を与えています。日本経済の停滞も避けられない現状です。

そんな中、3月7、8日に今年2度目の沖縄を訪れる機会がありました。この数年は年に数回の沖縄旅行を楽しむ生活をしているのですが、今回の訪問はある意味衝撃的でした。

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沖縄県は3月10日現在、新型コロナウイルスの感染者数は3名で、2月20日を最後に感染者は確認されていません。その状況を受けて沖縄県浦添市では臨時休校の解除が決定され3月11日から学校が再開されるそうです。

沖縄は中国人観光客が押し寄せていたため、漠然としたイメージでコロナウイルスが蔓延しているのではないかと考える方もいるかもしれませんが、実際には沖縄が他の都道府県に比べて特に危険と判断できるようなデータは確認できません。

那覇空港の状況

いつも混み合っているイメージの那覇空港ですが、利用者は減っていました。いつも行列ができている国内線到着ロビーのポーたまのお店も全く並ぶことなく購入できましたし、いつも座る場所を探すのに苦労するラウンジ華も空いていました。

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昨年新設されたANAバゲージドロップ(自動手荷物預け機)もガラガラでしたし、保安検査場もガラガラでした。

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たまたまかもしれませんが、遅延しがちな飛行機も定刻通りに飛び立つことができました。

寂しいというほど人がいないわけでもなく、私が利用した土日に関して言えば、適正な利用者数で快適度が増している印象です。

国際通りの状況

国際通りと言えば常に多くのアジア系外国人が集まり、ひょっとすると日本人は自分達だけなのではないかと錯覚するような感じだったのですが、様相は一変しています。

日本人観光客と地元の人がほとんどのように思いました。その結果、通りにはそこそこの人がいるものの土産店はガラガラですし、観光客向けに特化したような飲食店ほどお客さんの入りが悪いように見えました。逆に「せんべろ」を謳う低価格な酒場には人があふれているような状況がありました。

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ホテルの状況

国際通り近くの初めて宿泊するホテルだったので比較はできないのですが、駐車場やフロント、ロビー、エレベーターの閑散とした状況から宿泊客は減っているのだと思います。

パルコシティの状況

沖縄県浦添市に誕生した巨大ショッピングモールのパルコシティもお客さんが減っていました。日曜日にもかかわらずフードコートなど恐ろしいくらい人がいない状況でした。

また、複数のテナントが営業時間を短縮していて、いつも通りの午前10時に開店するお店と1時間遅れの午前11時開店のお店が混在している状況でした。

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パルコシティについてはこちらの記事で。

マスクの販売状況

これが気になる方もいると思いますが、沖縄もマスクは品薄状態です。那覇空港では売っていませんでしたし、数多くのドラッグストア、コンビニがある国際通りもマスクはほとんど品切れとなっていました。

例外的にピッタという花粉症用のポリウレタンマスクは3枚組400~500円のものが国際通りのドラッグストアで販売されていました。また国際通りの土産店で一か所、10枚入りの使い捨てマスクを400円で販売している場所がありました。いずれも販売の個数制限があり大量購入などはできないようになっています。

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パルコシティではドラッグストアやテナントなどマスクは全て品切れでした。

新型コロナウイルスが沖縄に与える影響

沖縄は日本を代表する観光地であり、近年の発展はアジア系外国人観光客の増加に負うところが大きいように思います。

観光名所はどこに行っても人が多く、時として辟易することもありましたが、実際に渡航制限がかかり外国人観光客がいなくなると、その存在の大きさに気付かされます。私の見る範囲でも消費力は完全に日本人観光客を上回っていたので、ホテル、土産店、飲食店などこの状態が続けばまさに死活問題だと感じました。

一日も早く新型コロナウイルスの感染が終息することを願うしかありません。