沖縄の高級ホテル「ザ・ブセナテラス」を体験するならシーズンオフの冬期がおすすめ!
2019年1月12日に沖縄の高級リゾートホテル「ザ・ブセナテラス」に格安料金で宿泊してみました。シーズンオフの冬期ならではバーゲンセール価格で、高級ホテルを体験してみるのも悪くない沖縄の楽しみ方かなと感じました。
テラスメンバーズ加入による部屋のアップグレード狙いは失敗!
テラスグループの有料会員「テラスメンバーズ」に加入し部屋のアップグレードを狙ってみたのですが、こちらは見事に失敗しました。事前に連絡しWeb上で入会手続きを行い、会員証などの受け取りは当日ホテルで行うというアピールプレイだったのですが(笑)。
私が予約していたのは一番安いデラックスナチュラルガーデンビューでしたが、それでも公式サイトでは一泊朝食付き3名で83,100円の設定でした。それを27,400円で宿泊したのだからアップグレード狙いは欲張り過ぎかもしれません。
しかも有料会員とは言うものの会費10,800円に対し、館内利用券10,000円分がもらえる上にレストラン利用の際には10%割引されるわけですから、実質的には会費は払っていないに等しいですから。
テラスメンバーズセットについて
テラスグループの有料会員「テラスメンバーズ」になるには、Web申込みか宿泊当日にホテルフロントでの申し込みが一般的です。Web申し込みだと会員証などが郵送されるのにけっこう時間がかかるため、宿泊日が迫っている場合には当日フロントで申し込むのがいいでしょう。
私は部屋のアップグレードも狙っていたので、当日フロントで申し込んでもその時には部屋の割り当ては終わってしまっている可能性があると考え、事前にメンバーズ事務局に電話して「今からWeb申し込みするが宿泊日が近いため会員証の受け取りは当日にホテルで行いたい。」と伝え加入しました。結果的にはアップグレード狙いは失敗でしたけど。
テラスメンバーズの特典は10,000円の館内利用券に加え、レストランやバー、ショップでの割引があり、館内利用券と割引は併用可能であるため一定金額をホテル内で使う予定の人は加入した方がお得です。
詳しい特典内容は下のリンク先で確認して下さい。
メンバーズ特典 | テラスメンバーズ | 【公式】ザ・テラスホテル | THE TERRACE HOTELS
私が当日ホテルで受取ったのは、会員証、館内利用券、カレンダーでした。館内利用券は1,000円券×10枚が一冊となったのですが、使用枚数に制限はなくレストランで一気に使ってしまうこともできます。
私はディナー料金だけで1,458円の割引(10%分)があったし、バーも利用したので加入してよかったと思います。
デラックスナチュラルガーデンビューの室内
36㎡の部屋は決して広くは感じません。3名利用でエキストラベッドを入れるとなおさらそう感じます。
ガラステーブルにも細かい傷が。これを経年劣化と感じるか、刻まれた歴史と考えるかは個人の受け取り方にもよると思います。全体的に清掃はきちんとされている印象です。
テレビも冷蔵庫もそう大きなものではありませんでした。
引き出しの中には有料のアルコールとおつまみが。
ワッフル生地のセパレート型の室内着です。
また室内着とは別に、プールに行く時などに水着の上に羽織って使用できるパーカーが人数分用意されていました。
ミネラルウォーターとお茶やコーヒーは無料で飲むことができます。
バスルームです。独立したシャワールームがあります。
バスタブは大きめです。ただお湯を溢れさせると排水用の溝も排水口もないため大惨事となってしまうことでしょう。奥にベッドが見えており、通常ここにはガラスが張られていることが多いと思いますが、木製の引き戸だけでした。見えることはないですが、この部屋はきちんと木製の戸を閉めても少し隙間が開く感じだったので気になる人もいると思います。
ベッド側からバスルームを見るとこんな感じです。
アメニティはさすがに過不足なく揃っていました。入浴剤があるのがありがたかったです。
部屋の入口には生花が。この辺りはさすがだなと思います。
残念なのが窓からの景色です。ガーデンビューという名前ですがガーデンという感じでもなく海が少しだけ見えていました。
結論から言うと、お金に余裕があるのならオーシャンビューを選ぶべきホテルです。公式サイトのこの日の設定料金83,100円を払って泊まるような部屋かと言うと「?」で、私なら泊まりません(笑)。
ちなみにオーシャンビューだとこちらのプライベートビーチ側の景色が窓の外に広がることになります。晴れていれば絶景だと思います。
館内の様子
フロントロビーの様子です。部屋に関してはネガティブな感想が並んだかもしれませんが、館内の雰囲気はリゾート感満載で素晴らしいと思います。
到着すれば荷物を下ろすのも、レンタカーの駐車場所への移動も全てスタッフが行ってくれます。チェックインの行列に並ぶこともなくウェルカムドリンクを飲みながらソファに座ってチェックインの手続きが行われます。
宿泊者が利用できる読書スペースです。
ジムも無料で利用可能です。
室内プールはリゾート仕様ではなく、体調管理のためにストイックに泳ぐ雰囲気でした。
ホテル外観と屋外の様子
ガーデンプールはいい感じです。夏に来てみたいと思わせます。
海外南国リゾートを思わせる造りですね。
夜のライトアップも行われていました。
プライベートビーチ。晴天時に訪れてみたいですね。
沖縄って広告写真のイメージで常夏で晴れている印象かもしれませんが、実際には冬はそれなりに寒いし、意外にも晴天率は低いです。
もちろん、本土に比べると冬でも暖かいし、今年は特に暖かかったような気がします。滞在中はハーフパンツにTシャツでも大丈夫なくらいでした。去年の2月はコートを着てても夜は寒かったですから。
ただ冬期の海は風が強いため、時間帯によっては海辺を散歩するような雰囲気でもなくなります。
この日も天気が目まぐるしく変わる状況でした。
広い敷地内には無料巡回バスも走っていますが私は利用しませんでした。
ブセナテラス名物のサックス演奏です。日没前後の1時間、サックス演奏が行われます。
バー「シュガーケイン」では生演奏を楽しめます
シュガーケインというバーでは日替わりで生演奏を聴きながらカクテルなどを楽しむことができます。飲食代金だけで生演奏を聴くことができるのでお得です。
手前の青いカクテルがお店の名前と同じ「シュガーケイン」です。
宿泊の感想
まず余裕があるなら絶対にオーシャンビューの部屋に宿泊すべきです。やはり滞在型の南国リゾートホテルでは部屋の窓から海が見えると気分が高揚しますから。
高級リゾートだけあって、全体的にいろいろなものが高いです。コンビニ的なお店もありますがこちらもけっこうなリゾート価格でした。その分、落ち着いた雰囲気で大人のリゾートを楽しむことはできます。滞在中は騒がしいお客さんに悩まされるということもありませんでした。
構造的に吹き抜け部分が多く、海外の南国リゾート感があります。コストパフォーマンスを考え始めると評価が分かれると思います。こういったホテルにコスパを求めるのは無粋とも思いますが、私のような庶民はどうしても考えずにはいられません。
多少のお金を払っても静かに大人のリゾートを楽しみたいと言う方にはお勧めできますが、家族でワイワイ楽しみたいしコスパが気になるという方には別の選択があるのかなと感じました。
このホテルが気になる方はお試しにシーズンオフに安く宿泊してみるのも悪くないと思います。