JAL国内線の謎の席、3列シートなのに2人掛け?カップルにお勧めの理由とは?
先日、Aviosを使ってJAL国内線を予約し東京日帰り旅行を楽しんできました。今年のラストフライトになる予定です。
その時に、羽田→松山便(JAL443便)で珍しい席に座ることができたので紹介したいと思います。
JAL443便(ボーイング737-800)の15列目A・Cの謎
私と妻が座席指定したのはJAL443便の15列目A・C席です。エコノミークラスの座席なんですが、座席図では3列シートに見えるのに一番通路側の席が指定できない状態になっています。
実際には一番通路側がどうなっているのか気になりませんか?
実は…
普通に座席のようになっています。
でもよく見ると座面に謎の突起物が!!
こんな席には痛くて座れません。
しかもどう見ても座席なのに「ここは座席ではありません」と書かれています。
背もたれにも同じ文字が。どう見ても座席にしか見えないんですけど。
座れない謎の座席はなぜできた?
このシートはカップルが気持ちよく過ごすために設定されている、わけではありません。
CAさんに尋ねてみると安全管理上の問題なんだそうです。この飛行機の15列目はいわゆるバルクヘッド席でもあります。隔壁が前にあって足もとが広い快適な座席です。
ところが謎の席の前は、クラスJとエコノミークラスの境目であることも影響して通路になっており隔壁がありません。前方に隔壁も座席もない状態というのは安全管理上問題があるのだそうです。
じゃあ、いっそシートを除けたらどうかと言うと、今度はその後方16列目C席の前に何もない状態が生まれます。こうした理由で座れない座席が誕生しているそうです。
安全管理上の問題で生まれた席ではありますが、バルクヘッド席で足もとが広く隣に誰かがくる可能性もない、カップルには非常に快適な空間となっています。
2人で旅行する際に、もしこんな座席を見つけたら即ゲットですね。