新参者「祈りの幕が下りる時」、加賀恭一郎が愛した江戸前蕎麦の名店「室町砂場日本橋本店」
2018年3月10日、愛媛県松山空港を出発し東京日帰り弾丸ツアーを敢行しました。旅の目的は蕎麦を食べることです。
羽田空港から日本橋へは京急線が便利
羽田空港国内線が始発になるので座ることができるし、乗り換えもなく本数が多いので便利です。日本橋までは都営浅草線乗継で610円です。約40分、座っているだけでいいので苦にはなりません。
たまに東京に行くと切符の買い方がわからなくなって戸惑います。まず、オーソドックスに「きっぷ」をタッチして選択します。
「連絡きっぷ」の中の「都営線」を選びます。
日本橋までは610円なので「610」を選んでお金を払います。思い出せば簡単なんですが、年に数回のことなので「あれ?どうだったのかな?」ってなるんですよね。
都営浅草線日本橋駅で降りた理由は?
日本橋が見えてきました。テンションが上がります。別に橋マニアじゃないんですけど。
これですよ。見たかったのは。
翼のある麒麟像。日本の道路の起点、日本橋。ここから日本中に飛び立っていけるようにという願いをこめて翼がつけられているそうです。
この辺りの建物は趣きがあっていいですね。日本橋三越本店の手前に見えるのが「東京市道路原標」です。
本来的な意味ではこちらの方が注目されてもいいんですが、翼のある麒麟像に目が向くのは仕方がないですね。
三越本店の華麗な装飾に目を奪われながら歩を進めます。
三井住友信託銀行、こちらもいいですね。
旅の目的地、室町砂場日本橋本店
島根や福島のアンテナショップなどにキョロキョロと目を配りながら歩くこと約13分。
今回の旅の目的地、室町砂場日本橋本店に到着しました。いいですね、この佇まい。
「大もり、3枚!」と言いたいところですが、大もりは850円。加賀さんみたいな独身貴族じゃなきゃ3枚は無理です。
平日の営業時間は11時半~21時(ラストオーダー20時半)、土曜は11時半~16時(ラストオーダー15時半)、日曜・祝祭日は定休日だそうです。
こしのある香りのよい麺です。ちょっとだけつゆにつけて粋にすすりましょう。大もりとは言いますが成人男性ならこれだけではちょっと物足りないでしょうね。
「砂場、高いんだよな。」とこぼす気持ちがよくわかります。
「そば湯をお願い!」
「は~い。」
出てきたそば湯の大きさに驚きます。大もりとアンバランス過ぎるでしょうと突っ込みたくなる大きさです。美味しいですけど。
重盛永信堂の人形焼き
腹ごなしと言うほど食べていないけれど、人形町をぶらぶらと歩きます。ここには立ち寄らないわけにはいきません。
今回の旅の趣旨を考えると、水天宮前、重盛の人形焼きを買わずに帰ることはできません。
箱で買おうかと一瞬考えたのですが、箱は高いんですよね。そもそも美味しいけど高いんです、この人形焼き。1パック10個入りが1,300円。1個130円。
これをもらったら、つい口が軽くなっても仕方がない?
心は満たされても腹は満たされていなかった
旅の目的は終えましたが、時間が余ったので渋谷をぶらぶらしました。
「スパゲッティーのパンチョ」が気になります。
3月10日はミートの日!
ゆでたまご先生に許諾をとっているのか気になるポスターに誘われてふらふらと店内へ。大もりを食べた後なのに。
こちらも大盛り、600gがお値段変わらず310円。これは安い!
さすがに年に一度のミートの日。
あっさりと完食。室町砂場の大もり、心は満たされても腹は満たされていなかったようです。