Life=Risk

コロナに負けないで人生を楽しむ方法を模索するブログです。

ハワイで配車アプリLyftを使って格安で移動する方法

ハワイでレンタカーを使わないで移動したい方、ワイキキ近辺で遊べればそれでいいという人にお勧めなのが配車アプリのLyft(リフト)です。日本では配車アプリと言えばUber(ウーバー)の方が有名だと思いますが、ハワイではLyftも負けず劣らずの人気です。

ハワイで交通費を格安にする方法は、ハワイに行く前に考えたものを記事にしています。概ねその内容で合っていましたが、考えが変わった部分もありました。

ホテル=ホノルル空港間の移動はチャーリーズタクシーをお勧めします

これが渡航前と渡航後で考えが変わった部分です。UberやLyftというのはやはり白タク(一般の人がタクシー行為を行っている)なので、信頼性という点ではかなりドライバーによる個人差がありそうです。

早朝にホテルから空港へ移動したんですが、かなり渋滞するところがありました。チャーリーズタクシーのようにいつも空港に送迎を行っているところは、渋滞を回避する方法、あるいは渋滞していてもそれなりの時間で空港に行き着くノウハウの蓄積が一般ドライバーとは雲泥の差だと思います。

また、仮に乗っている車が軽微な交通事故を起こしたらどうでしょうか?

きちんとしたタクシー会社なら無線などで代替えの交通手段を用意してくれるでしょう。しかし、UberやLyftのドライバーにそのような対応は期待できないでしょう多少安かったとしても飛行機に乗り遅れるような事態になったのでは意味がありません。

安心感や信頼性を優先するならチャーリーズタクシーが無難な選択だと思いました。

割引クーポンはLyftの方がお手軽です

Uberの割引クーポンをハワイで適用させるには、やはり現地でUberのアプリをダウンロードしてアメリカの電話番号で登録する必要があるのではと考えています。敢えてチャレンジはしていませんが。

一方、Lyftの方は日本でアプリをダウンロードして、日本で割引クーポンを適用しても問題なくハワイで使用することができました。

割引クーポンは検索すれば出てきますが、例えば50ドル割引みたいな表記があったとしても実際に入力してみると10ドル分だったりします。そして、どうも端末固有の何かを認識しているようで、アプリを削除してクレジットカードやメールアドレス、電話番号を変えて再登録しても割引クーポンを再登録することはできませんでした。SIMの差し替えまでは行っていませんが、Wi-Fi環境をLTEに変えた程度ではごまかせないようです。

ですから、Lyftの初回割引クーポンは一発勝負だと考えておいた方がよいと思います。そうなると、使用回数や使用期限について何らかの確信のある割引クーポン以外を適用するのは冒険ということになり、それならいっそLyftのオフィシャルクーポンを適用した方がいいのではないかと思います。

https://www.lyft.com/promo-coupon-code-free-rides

オフィシャルクーポンは現在のところ、2ドル×10回、5ドル×2回、3ドル×3回の3種類ですが、使用期限が設定されていると思うので、利用方法によってどれを選ぶべきか変わってきます。5回以上乗る予定なら2ドル×10回が有利でしょうし、滞在中に2回しか乗らないという人なら5ドル×2回、3回は乗るよという人の場合は、乗車距離によって5ドル×2回か3ドル×3回かといったところでしょうか。1回当たりの料金が5ドル以下ということはないと思うので、5ドル×2回の方が得になる可能性は高いですけど。

私は最初に自分の端末で検索した50ドルクーポンを適用したところ、5ドル×2回にしかならずしかも使用期限が短くてハワイに行く前に終わってしまうというどうしようもない事態になりました(笑)。そこで、懲りずに妻の端末で別の50ドルクーポンを適用すると、今度も5ドル×2回という残念な結果に。

実際の利用状況

クーポンを適用していれば、何もしなくても乗車金額から勝手に割り引かれます。lyftは滞在中、3回利用しました。

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1回目 インターナショナル・マーケットプレイス→アラモアナショッピングセンター

2018年1月20日はハワイに到着した日です。初めてのLyftの利用、しかも妻の端末はデータ通信オンリーなので相手からアプリで登録した電話番号に電話がかかっても出ることはできないんですよね。

ドキドキしながらの利用でしたが、妻の写真をプロフィールにアップしていたし、Lyftの場合はどちらの方角からどんなナンバーの車が近付いてくるのかリアルタイムに確認できるので、ある程度人混みから離れたところで注視していて、スマートフォンを持った手を振れば向こうも気付いてくれました。この辺りは東京でUberを使った経験が有効でした。

3回の利用で相手方から電話があったケースはないと思います。確認のしようもないですけど(笑)。

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Lyftも料金はその時々で変動するため一つの目安にしてください。

クレジットカードの請求金額は1,058円でした。割引がなければ1,624円だったはずです。

2回目 ヒルトン・ガーデン・イン・ワイキキビーチ付近→マッカリー・ショッピングセンター

宿泊ホテルの近くからフック・ユエン・シーフードレストランのあるマッカリー・ショッピングセンターまで利用しました。歩こうと思えば歩けなくもない距離でしたが、アラモアナショッピングセンターをぶらぶらした後だったし、睡眠不足で疲れていたので予約時間ぎりぎりまでホテルで休憩していました。

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クレジットカードの請求金額は192円でした。割引がなければ756円だったはずです。

3回目 マッカリー・ショッピングセンターからヒルトン・ガーデン・イン・ワイキキビーチ

割引クーポンもないし、たいした距離でもなかったので歩いて帰ろうかとも思っていましたが、食事を終えて外に出ると生憎の雨、しかも簡単にやみそうにもなかったんですね。

こんな時にLyftって便利ですね。初めての女性ドライバーでした。ハワイで白タクの運転手なんて怖くないのかなと思いました。

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割引クーポンがないのでそのままの請求です。クレジットカードの請求金額は831円でした。

Lyftの検証結果

割引なしで考えると、1回目のアラモアナ・ショッピングセンターへの移動が1km単価が510円、2・3回目のフック・ユエン・シーフードレストランへの往復の1km単価が433円と440円でした。

Lyftも需要と供給の関係で料金が変動するシステムのようなので一つの目安にしかなりませんけど。

2km前後の距離でクーポンを使えばかなりお得感があります。このくらいの距離って微妙なんですよね。歩こうと思えば歩けなくもありません。でも、天気が悪かったら、逆にすごく暑かったら、小さい子供さんや年配の方と一緒だったら、歩くのは厳しいかもしれませんよね。

バスが近くを走ってないけど行ってみたい、急に天気や体調が悪くなった、そんな時のためにもUberやLyftの利用は視野に入れておいた方がいいと思います。

私が利用した範囲では、ハワイでは電話が使えなくてもLyftの利用に問題はありませんでした。これは、海外レンタルWi-Fiでも利用が可能ということです。となると、複数人で行っていれば端末の数だけ割引クーポンが使えますから、オフィシャルクーポンでもかなりお得感があります。

日本でアプリのダウンロードとクレジットカードの登録まで済ましておけば、クーポンコードの入力は現地で判断すればいいので無駄になりません。

LyftにもUberのような紹介システムがあって、紹介コードでも割引があるようですが、どんなクーポンになるのかよくわからないんですよね。50ドル割引だったとしても1回限りなら使いにくいですし。

ハワイでのLyft利用で英語力は必要か?

結論から言えば別に英語が話せなくても問題ないです。行先は相手もわかってますから。海外に行く度に思うんですけど、語学力とコミュニケーション能力とは必ずしも直結しないんですよね。ネイティブに近いような語学力があれば別なんでしょうけど。

学校でするような英語のテストをすれば、妻より私の方がいい点を取れます。これは間違いないです。でも、海外での意思疎通は妻の方が格段に強いんですよね。

Lyftもドライバーと利用者が相互に評価し合うシステムなので、ドライバーは基本的に親切です。行先はアラモアナ・ショッピングセンターとわかっているけど、「どこで降りたい?アラモアナ・ショッピングセンターは広いから。」くらいは訊かれるかもしれません。

現実に私達は尋ねられました。言ってることは何となくわかるけど、そんなことを訊かれると思わなかったので私は言葉に詰まりました。「どこでも。」というのも悪いような気がするし、具体的にどこと言えばいいんだろうと考えていると、横から妻が一言「メイシーズ!!」と告げました。

すると「メイシーズ!!オッケー。」と通じちゃうんですよ。妻は英語は得意ではないけど、その場の雰囲気や相手の表情、口調から直感的に相手が何を言っているのか推測してるんだと思います。

妻は、海外でお店の店員さんもすぐに「ねえ、ちょっと。」と呼び止め、呼び止めてからどう伝えるか考えている様子なので、「呼び止めても、言いたいことが相手に通じないかもしれないよね。それって恐くない?」と尋ねたことがありますが「別に。」と言っていました。

だから、妻には英語もフランス語も中国語もあんまり関係ないんですよね。わからないという点では一緒ですから。考えてみれば日本で旅行したって別に誰かと難しい会話なんかしませんから。「こんにちは。」「はい。」「いいえ。」「ありがとう。」くらいでなんとかなります。

Lyftの利用でドライバーに訊かれるのは「どの辺りで降りたいか?」程度だと思うし、わからなくても適当な場所で降ろしてくれるので問題ないです。むしろ、必要なのは相手が何を言っているのかわからなくても気にならない強いハートです(笑)。