ハワイでジャグアタトゥーを試してみました
ジャグアタトゥーをご存知ですか?
耳慣れない言葉だと言う方も多いと思います。日本ではヘナタトゥーの方が有名かもしれません。ジャグアタトゥーもヘナタトゥーも「タトゥー」という言葉で入れ墨を連想するかもしれませんが、長続きする単色のボディペイントという感じです。
どちらも植物由来の染料で肌に模様を描くことで、お洒落なボディーアートを1~3週間程度楽しむことができます。いずれ消えてしまい肌に残ることはありません。
ジャグアって何?
ジャグアは、ジュニパーアメリカーナとかウィトとか呼ばれることもある木の実です。この木の実から抽出されたものがジャグアインクという染料です。ジャグアは地域によっては薬に使われたり、美容にいいと言われたりしているそうです。
「陸海空 こんな時間に地球征服するなんて」というテレビ番組で、ナスDこと友寄隆英ディレクターも美容にいいと言われて顔や体に塗りまくって肌が黒くなってましたよね。あれはたぶんジャグアインクで「一生落ちない。」なんて言われてましたが、今は元通りになってますよね。
ヘナは茶褐色のような色に、ジャグアは藍色のような色に染まるのが特徴で、どちらも長くても1か月で消えてしまいます。
ハワイで妻がジャグアタトゥーを試してみました
最初に腕にペイントしてもらいました。場所は、ロイヤルハワイアンセンターの道向かいでカラカウア通りからクヒオ通りに抜けるデュークスレーンと呼ばれる露店が並ぶ通りです。
この露店の中に女性がジャグアタトゥーをしてくれるお店がありますが、お勧めはしません。その理由は後述します。
まず、サンプルから好きな図柄を選びます。大きく複雑な図柄ほど料金が高くなります。未経験の方は小さな図柄から始めた方がいいかもしれません。ジャグアは天然由来の安全な染料と言われていますが、まれにかぶれたりする人もいるそうです。ナッツとか苺にアレルギーがある人はかぶれるという情報もあります。妻は全く大丈夫でした。
染料を絞り出して図柄を描いていきます。
最低3時間は染料を肌につけた状態を保ちます。長ければ長い方がいいようです。その状態でワイキキをショッピングしてましたが、注意していれば大丈夫でした。と言うのも最初は写真のように染料が濡れたような感じで盛り上がっていますが、時間経過とともに乾いてシールのように肌に張り付いた状態に変わるからです。そのシールのような状態をできるだけ長く保つのがいいそうです。
数時間後、ホテルに帰り洗い流します。スポンジやタオルは使わず手で優しくこすって落とします。落とした後はクリームなどで保湿します。
染料を落とした直後は、写真のように薄く肌に模様が残る感じです。
翌日の状態です。はっきりと模様が浮かび上がりました。不思議です。
大きさは4センチ×5センチくらいで、料金は15ドルでした。当日のレートで1,700円くらいです。
二度目はお店を変えて足にペイントしてもらいました。
DFSの東側の通り沿いにある「Rainbow studio」というお店です。
上のリンクのサイトはちょっと恐い感じですが、お店はユミコさんという明るいおばちゃんがやっていて、日本語も普通に通じます。とても親切に対応していただきました。
腕と同様に染料でペイントしていきます。10分程度で描き終えました。
洗い流した後です。
翌日にはこの通りです。
これで大きさは18センチ×8センチで、料金は15ドル71セントでした。当日のレートで1,800円弱です。
もうおわかりだと思いますが、最初のお店は料金設定が高いですよね。説明もあまりなかったし、技術的にもユミコさんの方が明らかに上だと感じました。便宜上、最初の腕のペイントの行程で説明を書いていますが、この記事のジャグアタトゥーに関する説明はユミコさんから教えてもらったものです。